からだにやさしいヨーガ オアシス便り 2006年4月
今月から「からだにやさしいヨーガ」の全クラスの参加者のみなさんと、ブログをご覧の方に読んでいただくことにしました。ストレスの多い日常生活の中に、なんとか一緒に楽しめ、楽になれるオアシスが欲しいと思い続けて来たのです。そこでスタイルを変えて、オアシスの随筆として毎月お届けします。読んで頂いて、楽になってもらえればこれがオアシスになります。
まずは「楽」の字から話を始めます。聞かれた方も多いでしょうが、今回もそこからです。話す方は融通がきくのでその方がきっと面白いでしょうが、書くことに挑戦します。お付き合いください。
☆「楽」という字の辞書的説明
音読みではラクとガクで、訓読みはたのしです。ガクは音楽の場合だけなので、「音による楽」と考えれば、ラクとたのしです。意味は辞書を引くと、「易しい・身心が快い」とあります。することが難しくなく「容易」な場合にも、ラクだとよく使いますね。楽ひとつでオンガクを表わす場合もあります。楽隊・楽の音・楽器etc.
☆「楽」と言う字の分解説明
中心に「白」があり、「木」台の上に乗っていて横に飾りが付いている。古い字では「樂」です。
いろいろと考えられますが、一番オーソドックスな説明では、真ん中の白は太鼓。しっかりと台の上に据えられている。飾りの部分は二通りの説明があり、ひとつはスズの飾りであり、もう一つの説明は両側に人がいるというものです。幼い人というのです。スズのほうが自然な気がしますが、如何でしょう?
この中心の「白」がどんな役目を果たしているかと考えているうちに、ある時これはコミュニケーションの主役であると気づいたのです。自分としては大発見で、躍り上がりそうでした。太鼓がリズムと微妙な高低や強弱の変化で遠くに情報を伝える道具として、原始的な手段として用いられています。「白」に手扁を加えることで「拍」となり、リズムを刻むことを表わしますが同時に「白」は話す事も表わしています。愛の告白、白状する、演劇での独り言は独白など。○○白書は白い紙ではありませんよね。申し上げますですから、とにかくコミュニケーションが中心です。
☆ 大和言葉からの説明
「たのし」は手伸しです。緊張すると肩に力が入ります。その逆に、「手舞い足踊る」伸び伸びと愉快な状態が楽しいのです。ついでに、その愉快な状態で呼吸はどうなっているかを見ましょう。開放感があり、自然な笑顔で、心が弾み、胸は開いて大きな呼吸です。声もよく響きます。
☆逆も真なり
身体を緩め、自然な笑顔で、声がよく響く状態であれば、楽になります。
からだにやさしいヨーガでは、これをくり返し積み重ねています。関節を柔軟にほぐし、完全に弛緩した後に呼吸を深め、声を響かせる状態を作り上げるのがヨーガなのです。座法アーサナは簡単から複雑な形まで色々ありますが、全てがその姿勢での呼吸が楽に出来るようにするトレーニングです。自分にとって難しい形は、それだけ呼吸が難しいので繰り返す事での変化が大きい。楽の世界が広がる訳です。作り笑いは筋肉が強張っているのですが、自然な笑いの状態では全身の筋肉は弛緩しています。そのために完全弛緩をくり返し練習します。
昔の私は呼吸が浅く、作り笑いで、声は響かない状態でした。非常に疲れきっていたのです。悩みが多く、苦しい人生と思っていました。今ではすっかり変わりました。ヨーガにめぐり会えたお陰です。それではいよいよ来月から日頃のヨーガの補足説明をします。質問をして下さいよ。
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